こんにちは
まるで富士山のように雄大な心を持つと言われている
ます兄です。
さて
2013年6月22日、日本の象徴である「ふじやま」こと富士山が世界遺産に
登録されることが正式に決定しましたね。
僕が小さいころから、富士山を世界遺産にするんだという動きがあったように
記憶していますが、それからもう20年近く経ってしまったんですね。
なぜ今になって、「富士山が世界遺産に登録できたのか?」ってあなたは思うかも
しれませんが、実は昨年に大きな方針転換があったのをご存じですか?
そのポイントは、世界遺産には文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類あるということです。
「それがどう関係するの!?」って思いますよね?
実は、今回の富士山の登録は「文化遺産」としての登録なのです。
「山なのに、文化遺産?」
そうなんですよ。
僕も最初聞いたときは「ん?」ってなりました。
富士山はごみ処理などの環境問題が原因で、2003年に「自然遺産」として登録候補に
あげるのを断念したという悲しい過去があります。
で、日本政府はどうしたかというと、「自然遺産が無理でも、文化遺産ならいけるんじゃね?」
なんて軽い調子で言ったかどうかはわかりませんが、機転を利かせたんですね。
そして、今回その思惑通り、見事世界遺産に登録となったわけです。
ちなみに、遺産の定義の違いは次のとおり(wikipediaより抜粋)
文化遺産
顕著な普遍的価値をもつ建築物や遺跡など。
自然遺産
顕著な普遍的価値をもつ地形や生物、景観などをもつ地域。
複合遺産
文化と自然の両方について、顕著な普遍的価値を兼ね備えるもの。
うーむ、この定義からするとやはり自然遺産の方がしっくりくるかな~
どうでしょうか?
できればごみ処理問題も早々に解決してもらって、自然遺産での登録をクリア
できる水準も目指してもらいたいですね。
追伸
富士山が世界文化遺産に登録されたことを受けて
富士ミネラルウォーター株式会社が、
富士山世界遺産記念ミネラルウォーターを発売しました。
正式名称は「富士五湖(世界遺産記念ボトル)」です。
容量は500ミリリットルで、価格は126円。
賞味期限も2年間あるので、家庭や職場の防災対策として
購入してみるのもありかもしれませんね。
どうやら「富士山ラベル3本セット」というのもあるようです。
こちらは350ミリリットル×3本で500円です。
これからの季節にはいいですね。